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切手用語辞典

切手用語辞典

 鑑定士や切手愛好家が、普段利用する専門用語等をご説明致します。

ウェルセンター

ウエルセンター

 切手の印面がきれいに真ん中にあるものをウエルセンターといいます。
 収集家にはウェルセンターの状態のものが好まれる傾向にあります。


オフセンター

オフセンター

 ウエルセンターとは逆に、印刷ずれしているものをオフセンターといいます。
 オフセンターのものはウエルセンターより価値が低くなります。


目打ゲージ

目打

 切手を千切るときに使う回りのミシン目の間隔で、ギザギザの白枠のことです。
 穿孔する機械の差異によって現れるため、 同じ切手でも、この目打の形や幅に個性があり、切手の価値が変わることがあります。我々鑑定士は、このようなところまで目を通します。

 この反対語として無目打切手があります。これは目打がない切手のことで、ごく初期に製造されたものや製造工程の簡略化(戦時体制等で物資が欠乏している場合)などの理由で目打が無い切手。製造のトラブルなどで偶発的に目打が抜けてしまったものは「無目打エラー」として珍重されます。あえて切手収集家向けにわざと目打しない無目打切手も存在します。


満 月

満月

 使用済み切手の命は、もちろん消印になります。
 画像例は、郵便局名、使用年月日、時間までわかります。
 このような消印は見た目と通り、「満月」と言います。
 年号以外わからない消印よりは、満月印のほうが評価は高くなります。


のり落ち

 未使用切手の裏面についている“のり”を「裏のり」と言います。
 未使用切手にもかかわらず、何らかの理由で“のり”が取れたものを「のり落ち」と言います。
 通常の未使用切手のなかでは、だいぶ鑑定評価は低い切手になってしまいます。


リガム

 上記でご説明した「のり落ち」をごまかすために、別の糊を上から塗ることを「リガム」と言います。
 確かに「のり落ち」よりは、切手の見栄えが良くなりますが、すぐにわかりますので、価値的には通常の未使用切手には戻りません。


エラー切手

エラー切手

 一般的にエラーと聞くと好ましくない意味ですが、切手の世界では最上級の言葉です。工員の手違いや機械の不調など切手の製造段階で生じた、各種のミスがある切手のことです。通常は検査の段階で見つかって販売されることはありませんが、稀に検査の目をかいくぐって(?)、市場に出回り切手収集家には珍重されます。

 具体的には、目打の加工漏れや、印刷の色抜け、印刷が逆さまになってしまったもの(逆刷)や、糊がひいてある面に誤って印刷する(糊うえ印刷)など多種に及びます。このようなものが出ればもちろん一期に高額ですね!つまり希少のため価値高い。

 日本では「目打ズレ」「裁断ミス」「福耳」なども、エラー扱いされますが、諸外国ではエラーとは呼ばず、フリーク・オッズ・プリンターズウェイストと言われているようです。アメリカ切手には「宙返り24セント」英名は"Inverted Jenny"と呼ばれる、世界的に有名なエラー切手があります。


初期使用

 切手が切手の発行日から数日以内に使用されたものです。特に普通切手の場合、通常の使用済より高く買取りさせていただきます。


「これはいけません…」(参考)

これはいけません

 TV東京の某ナントカ鑑定団という番組でたまに耳にする言葉です。そうです。いわゆる「ニセ物」という言葉の隠語です。 画像は「いけません…」の例になります。


グリーティング切手

グリーティング切手

 グリーティング切手には、夏と冬用があります。各時期に合わせたデザインで、シールタイプの切手です。販売期間限定がほとんどで、普通切手とは異なります。


写真付き切手・フレーム切手

 オリジナル切手として、あなたの好きな写真やイラストなど…任意のデザイン切手です。世界に1つだけの切手を作成できます。ただ切手としての効力は持たないので要注意です。


記念・特殊切手

記念・特殊切手

 国内外の行事の記念、宣伝、キャンペーン、文化財の紹介などの意図で発行される切手です。毎年同時期に定期発行される切手もあれば、シリーズとして発行されるものもあり様々です。切手収集家は特殊切手(恒例切手ともいう)と呼称しています。

 使用目的は普通切手と同様で、諸外国では通常切手と区別したカタログ番号を与えていない場合も多い。 なお、日本の最初の記念・特殊切手は 、1894年(明治27年)3月9日に発行された明治天皇銀婚記念(2銭と5銭の2種)です。
 特殊切手の例:切手趣味週間(毎年4月20日頃)、ふみの日(毎年7月23日頃)、国際文通週間(毎年9月下旬〜10月上旬)、年賀切手(毎年11月上旬)、アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ、世界遺産シリーズetc...


ふるさと切手

ふるさと切手

 日本で1989年〜2007年にかけて発行された発売地域限定の切手シリーズです。初期は「地方切手」と呼ばれており、切手収集家がふるさと切手と呼びはじめた。現在では「ふるさと切手」が正式名称です。なお現在もふるさと切手として発行が継続されているが、事実上、全国発売となっています。


カバー

 郵便として使用済の封筒類のこと。日本では、カバーと同じ意味で「エンタイア」ともいいます。
  これら封筒類は、使用事例としては、使用時期等が分かることから、近年収集家の間で人気が高くなっています。封筒に貼られている切手自体の価値に加え、消印及び書状の種類、使用時期や地域、状態、希少性等の諸条件によって、非常に高額で取引されることもあります。


初日カバー

 上記のカバーのうち、貼ってある切手の発行初日の消印が押された封筒類を初日カバーと呼ばれます。"First Day Cover"の頭文字をとって、FDC(エフ・ディー・シー)と略称。

 この封筒には、その切手にちなんだデザインが印刷されることが多く、そのデザインのことを「カシェ」といい、カシェのない封筒を「白封」(はくふう)」といいます。
  カシェを製作する業者(「版元」といい渡辺木版美術画舗による「渡辺版」、鰹シ屋による「松屋版」等の木版で作製したものや、日本郵趣協会による「JPS版」等が有名。)や、デザインの美しさ、またカバーそのものの希少性等により、収集家の間では未使用切手よりも高額で取引されることがあります。


切手シート

切手シート

 切手が複数枚印刷され、周囲が耳紙(みみがみ)で囲まれている形をさします。
  耳紙の下部には、その切手を印刷した印刷所を示す銘版(めいはん)、印刷に使った色を示すカラーマーク、記念切手やふるさと切手の場合は、切手の発行年月日や切手のタイトルなどが記されています。

 諸外国では印刷に用いられた版を示す版番号も印刷されています。


単片(たんぺん)

単片(たんぺん)

 切り離された切手が1枚だけの「単独」の状態をいいます。


小型シート

小型シート

 一般に郵便局の窓口で販売されるシートよりも小さいサイズの切手シート。大抵の場合、複数枚もしくは1枚の切手が、大きな余白(耳紙-みみがみ)に囲まれたスタイルとなっています。
 また近年では蝶や動物の形をした変形型の小型シートを発行する国もあります。日本では代表的な小型シートに「お年玉付き年賀葉書」の景品が「小型シート」です。多くは記念切手として販売されています。


ペア

ペア

 切手が2枚つながっている形をさします。横に2枚つながっている場合は「横ペア」、縦に2枚つながっている場合は「縦ペア」とも称されます。


ストリップ

 切手が横または縦のどちらか一方向に3枚以上つながっている形です。
 もともと"strip"という英語は、同じ幅で細長い布・板などの断片を表わす。


ブロック

ブロック

 切手が横に2枚以上、縦にも2枚以上つながっている形をさす。4枚ブロック(横2枚×縦2枚)は、日本語では田型(たがた)と称される。


コイル

コイル

 自動販売機や自動貼付機で使用するため、コイル状につなげられた切手です。縦または横方向にのみ切手がつながっているため、左右もしくは上下の目打がない事例が多いのですが、ドイツやイギリスなど、4辺に目打があるコイル切手しか発行したことのない国も少なくない。日本では、2007年7月をもって自動販売機が全廃されたため販売停止になった。


マルチプル

 ペア・ストリップ・ブロックの総称。形状にかかわらず、複数枚の切手がつながっている状態をさす。


不発行切手

不発行切手

 製造されたものの、事情があり郵便局から発行されなかった切手。発行されなかった切手の多くは廃棄処分になるが、それを免れ切手収集家が入手する場合があります。
   韓国最初の普通切手シリーズのように郵便事業が停止し、切手が安く払下げられたケースもあります。誤発売もしくは贈答品として一般に流出するのが多数であります。

  日本の不発行切手として有名なものに昭和天皇の皇太子時代の「御成婚記念切手」があります。原因は、関東大震災で印刷工場とともに切手の大半が焼失し、発行中止になりました。南洋諸島(国際連盟日本信託統治領、現在のマーシャル諸島など)を管轄していた南洋庁に発送済みの一部だけが残されていたため、御成婚の際に贈答用として関係者に配布されたため、僅かではあるが現存しており、高額な値段で取引されています。


穿孔切手

穿孔切手

 大量の郵便物を差し出す企業や団体では、ストックしている切手を社員などが持ち出して私的流用するのを防ぐため、あらかじめ郵便局の許可を受け、会社のマークなどの形に切手を穿孔し、かつ、あらかじめ登録した郵便局からの発送にのみ有効とし、防止策として用いてます。

 かつては、日本を含め世界各国で導入されつつも、見た目が悪いため切手収集家に敬遠され傷物扱いされていた。日本では、制度自体が半世紀以上前に廃止されたため、現在では同様のものは作れない。現在では、郵便史への関心が高まっていることもあり、再評価されている[1]という。
  なお、穿孔切手は切手の種類を問わず存在する。切手の発行目的とは関係のない分類要素である。


注文消

注文消

 新切手を収集家が安く入手できるように、郵政当局があらかじめ消印を押して販売する切手を言います。
 糊つき切手は糊つきのまま販売され、ほとんどの場合額面より安い。東欧諸国で広く行なわれてきた。 日本では、1989年に「昆虫」シリーズのオーダー・キャンセルが初めて発売されてます。郵便用途に使用せず、消印して使用済とした切手をいいます。
 別名“オーダーキャンセル”。

 郵政側で消印したものと、収集家が郵便局に依頼して消印を押させたものに大別されます。前者として著名なのが、社会主義国やアフリカのフランス植民地から独立した新興国が輸出用に製作したものです。日本では、明治時代に当時在留していた外国人により作られたものが端緒となったが、積極的に製作されるようになったのは1970年代後半のことである。1980年代になってからは郵政によるものが登場しました。


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